この記事では、電動シェーバーは5枚刃より3枚刃の方が優れているということを解説します。

・5枚刃にしたいけど価格が高いな、、3枚刃で大丈夫かなぁ?

この記事でわかること
- 電動シェーバーの3枚刃と5枚刃の違い
- 様々なポイントで3枚刃の方が5枚刃より優れている理由
この記事を読むと、電動シェーバーの3枚刃と5枚刃の違いについて知ることができ、それを理解したうえで比較すると、3枚刃がいかにコスパが良いかが分かります!

あなたが電動シェーバーを3枚刃と5枚刃のどちらにするかで悩んでいるのなら、ぜひ最後まで読み進めていってくださいね!
記事の前半では「電動シェーバー3枚刃と5枚刃のメリット・デメリット」について解説し、後半では「3枚刃と5枚刃の比較」についてまとめていきます。
目次
1.電動シェーバー3枚刃のメリットとデメリット
電動シェーバー3枚刃の主なメリットとデメリットは、次の通りです。
【メリット】
- 本体価格、維持費が安い
- 必要最低限の機能は揃っている
- コンパクトで小回りがきく
- お風呂剃り対応機種など、種類が豊富
【デメリット】
- 深剃りしづらい
- 首振り機能が不十分
以下、それぞれについて深堀りしていきます。
メリット①本体代、維持費が安い
電動シェーバーの3枚刃は、機種のグレードにもよりますが、だいたい本体10,000円、替刃5,000円程度で入手することができます。
もちろんT字カミソリと比べると本体代こそ高いですが、替刃の交換目安は外刃1年、内刃2年となっていますので、交換頻度はカミソリよりも低く、2年間の髭剃り代で比較すると3枚刃シェーバーの方がT字カミソリよりも安くなることもあります。
このことから、3枚刃はこれから電動シェーバーを使い始めたいというあなたにとって、予算的にチャレンジしやすい機種だと言えます。
メリット②必要最低限の機能は揃っている
電動シェーバーの3枚刃には、下位機種でも最低限の機能は揃っています。
毎朝、電源を入れて、ひげを剃って、洗って、乾かすだけであれば、何の問題もなく使用できます。髭剃りの刃の他にトリマー刃が付いていることが多く、もみ上げまわりの調整や顔のうぶ毛、伸びすぎた髭を先にプレシェービングすることに使えて便利です。
ひとくちに3枚刃シェーバーと言っても、メーカーによっては3種類(上位機種、下位機種とその中間など)程度ラインナップがありますが、自分が使う上で必要な機能が揃っていれば下位機種のシェーバーでも十分満足できますよ!
メリット③コンパクトで小回りがきく
電動シェーバーの3枚刃は、コンパクトで小回りがきくので、顔回りの髭の追従がしやすいです。
コンパクトなので鼻下を剃る時も確認しやすいうえに、ペン持ちができるので、まるでカミソリのような感覚で電動シェーバーを扱うことができます。また、電動シェーバーの中では小さくて軽いため持ち運びも簡単です。
小回りがきくので顔に沿ってシェーバーを当てることができ、しっかりとひげを剃ることができます。
メリット④お風呂剃り対応機種など、種類が豊富
電動シェーバーの3枚刃は、手ごろな価格のため良く売れるので、必要な機能だけを揃えたエントリーモデルから5枚刃に近い機能も取り入れた上位機種まで、ラインナップが豊富です。
その中でも私が最もおすすめするのは、お風呂剃り対応機種です。
お風呂剃り対応機種は、防水仕様となっているので、水で丸洗いできるのはもちろん、お風呂場で髭が柔らかくなっている状態での髭剃りができ、更にはシェービング剤も使用可能です。
特に、T字カミソリから電動シェーバーに移行したいと考えているあなたにぴったりです。ぜひ候補の1つに入れてみてくださいね。
デメリット①深剃りしづらい
電動シェーバーの3枚刃でも問題なく剃ることはできますが、深剃りはしづらいです。
一般的に、電動シェーバーよりもカミソリの方が直接肌に刃を当てられるので深剃りできます。電動シェーバーは外刃でひげをキャッチして内刃で剃る構造なので、肌に優しい分深剃りは難しいつくりとなっています。
そのデメリットを補ってくれる3枚刃シェーバーが、お風呂剃り対応機種です。シェービング剤を使って剃ることができるので、通常よりも肌に優しく深剃りすることが可能です。
デメリット②首振り機能が不十分
電動シェーバーの3枚刃の首振り機能は、5枚刃に比べると劣っています。
3枚刃の上位機種だと首振り機能も十分に備わっていますが、エントリー機種などは価格を抑えている分、首振り機能が付いていなかったり左右だけ少し動いたりという仕様になっています。例えば、Panasonicのお風呂剃り対応機種は、防水仕様の影響から左右30度のスイングヘッドもしくは首振り機能無しというラインナップになっています。
しかし、この首振り機能は本当に必要なのでしょうか?
電動シェーバーの3枚刃は首振り機能こそ5枚刃よりも劣る点ではありますが、コンパクトで小回りがきく分、自分で肌に沿ってシェーバーを動かせば普段の髭剃りで困ることはありません。しかも首振り機能が無いことで、自分で剃りたい部分を剃りたいように剃ることができます。
首振り機能が不十分な点に関しては、重要度に個人差があるでしょう。
2.電動シェーバー5枚刃のメリットとデメリット
つづいて、電動シェーバー5枚刃の主なメリットとデメリットをまとめます。
【メリット】
- 肌に優しく深剃りができる
- 最高ランクの機能が揃っている
- 首振り機能の肌への追従性が高い
【デメット】
- 本体価格、維持費が高い
- 本体が大きく、重量がある
以下、それぞれについて深堀りしていきます。
メリット①肌に優しく深剃りできる
5枚の刃に力が分散されるので、肌にかかる負担が軽いうえに深剃りすることができます。
5枚も刃が搭載されているので、肌接触面積が広がる分肌への負担が減ります。また、5枚の刃がそれぞれひげをキャッチして剃ることで、深剃りを実現しています。
電動シェーバーならではの肌へのやさしさと、カミソリに近い深剃りを両立した機種となります。
メリット②最高ランクの機能が揃っている
電動シェーバーの5枚刃は、高級機種のため、最先端のシェーバー機能が全て詰まっています。
Panasonicのラムダッシュ5枚刃の特徴を例に挙げると、
「リニアモーター駆動」「5Dアクティブサスペンション」「5枚刃システム」「スムースローラー」「ラムダッシュAI」「スマートロック機能」「音波洗浄モード」「10段階充電残量表示ランプ」
(ラムダッシュES-LV9Eより引用)
もう名前だけではどんな機能なのか良くわからないレベルでたくさんの機能が詰まっています。
これら全ての機能が欲しい!最高の剃りごごちを求めたい!と考えている方は、5枚刃シェーバーを選びましょう。
メリット③首振り機能の肌への追従性が高い
電動シェーバーの5枚刃は首振り機能が充実しているため、顔にシェーバーを軽く当てれば細かい角度調整は首振り機能で事足り、ひげを剃ることができます。
5枚刃シェーバーは大きくて動かしにくいというイメージがありますが、その分首振り機能が充実しています。縦横の動くだけでなく、多少の上下やツイストにも対応しています。
シェーバーが顔の形にあわせて角度を変え、シェービングしてくれるので、あまりシェーバーを動かさなくてもしっかりと肌に密着し、剃れるようになっています。
デメリット①本体価格、維持費が高い
電動シェーバーの5枚刃は、機能は最高品質なのですが、ただただ価格が高い!
大手メーカーだと、本体価格は20,000円を下りません。自動洗浄機を付けると、なんと40,000円越え・・・もはやひげ脱毛を始めた方が良いんじゃないかと疑うレベルです。
さらに、高いのは本体価格だけではありません。替刃も内外刃セットで8,000近くします。3枚刃の電動シェーバーを買えるくらいの価格です。毎日使用していれば約2年で本体のバッテリーが劣化してくるので、そう考えると3枚刃を2年ごとに買い替えた方がコスパが良いです。
デメリット②本体が大きく、重量がある
電動シェーバーの5枚刃は3枚刃と比べて、大きいです。刃はもちろん5枚並んでいますので、この幅が鼻下よりも長いです。また、機能が詰まっている分重量も重くなるので、持ち運びは少し不便です。
しかし、大きくて重い分、首振り機能が備わっていますので、あまり本体を動かさずとも、肌への追従性は良いです。
家庭のみの使用で優しくしっかりと深剃りしたい方にとっては問題の少ないデメリットと言えます。
3.電動シェーバーの3枚刃と5枚刃の比較
ここまで、電動シェーバーの3枚刃と5枚刃のメリット、デメリットについて深堀りしましたが、それらをまとめた上で3枚刃と5枚刃を表で比較してみました。
刃 | 価格 | 深剃り | 扱いやすさ | メンテナンス |
3枚刃 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
5枚刃 | × | ◎ | ◎ | 〇 |
価格の手ごろさ、深剃りしやすさ、扱いやすさ、メンテナンスの容易さについて上記のように判定しました。(あくまで個人の観点なので、あしからず・・)
電動シェーバーの3枚刃がこの4つの全ての項目において合格点です。
5枚刃はもちろん、深剃りや扱いやすさ(操作性)のポイントは高いですが、3枚刃でも本体価格を抑えれば維持費コストとしてはカミソリよりも安くすることができ、深剃りに関してもお風呂剃り対応機種でシェービング剤を用いてシェービングするなどの工夫をすれば、判定が〇➡◎に変えられます。
つまり、電動シェーバーの3枚刃がコスパ最強の髭剃りグッツであるということです!
4.シェーバーは5枚刃よりも3枚刃の方が優れている
機能に関しては5枚刃シェーバーの方が優れていますが、コスパの観点から見ると圧倒的に3枚刃シェーバーの方が優れています。
比較的安価な価格と必要十分な機能を持つ3枚刃シェーバーは、現在カミソリを使用しているあなたにもチャレンジしやすい機種だと言えます。
もちろん、高くても肌に優しくて深剃りができるという両立した機種を求めるのであれば、5枚刃シェーバーを選択しましょう。
日々の髭剃りツールを変えることは大きな選択です。不安になったら、購入前に家電量販店に足を運んでみてください。場所によっては、試し剃りをさせてくれるお店もあるので、色々と試すことで購入前の不安を解消させることができます。あなたに合った最高の電動シェーバーを見つけましょう!
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