こんにちは、りのです!
子供が突然、
「オオゥ!」「オオゥッ!!!!」
といったオットセイのような変な咳、あなたは聞いたことがありますか?
この声の正体は「クループ症候群」という病気の可能性が高いです。
この記事では、多くの子供が1度はかかると言われている「クループ症候群」の対処法について解説しています。
この記事でわかること
- クループ症候群とはどんな病気?症状について解説
- クループ症候群の疑い?今すぐできる3つの対処法
- クループ症候群2回発症したときの体験談
この記事を読むとクループ症候群の特徴や、病気になったときの対処法について知ることが出来ます。
まだその様子を見たことがないかたは焦ってしまう可能性が高いので、1つの知識として知ってもらえたらと思います。
目次
クループ症候群はどんな病気?
クループ症候群とは「オットセイのような咳」の症状があらわれる、喉の奥にある気道の粘膜が腫れ上がる病気です。
この病気は小さい子供がかかりやすく、3歳まで90%以上の確率で発症するというデータもあるんですよ。
クループ症候群とは、声を出すための声帯やノドが、ウイルスや細菌に感染し、気道の粘膜が腫れてしまう病気。腫れによって気道の内腔が狭くなります。クループ症候群の90%以上が3歳までに発症します。
【引用元:allabout.co.jp】
そんな我が子も実はこの病気にかかったことがあります。
当時駆けつけた病院先で、クループ症候群が発生しやすい時間と原因を聞くことができたので共有していきます。
クループ症候群が発症しやすい時間と原因
クループ症候群が発症しやすい時間は夜中から朝方にかけて、原因はストレスやハウスダストと言われました。
息子が発症したのは1歳10ヶ月頃です。
夜中1時ごろに突然聞いたことがない咳にびっくりし、慌てて病院へかけこんだんですね。
先生が言うには、
- このクループ症候群には症状が出やすい時間というのが存在している。
- 「みんなが寝静まる夜から朝方にかけてが一番出やすい」こと。
- さらに「多くの原因がストレスやハウスダストに関係している」こと。
それを聞いたあと、次にこの症状になったときどう対処すればいいのか先生に聞いてみました。
クループ症候群の疑い?今すぐできる3つの対処法
あなたのお子さんがもしクループ症候群の疑いがあれば以下の方法を試してみてください。
疑いが出た時の対処法
- 加湿器をつける
- シャワーの蒸気をあてる
- 外の空気をすわせる
加湿器をつける
スチームタイプの加湿器があるご家庭は、蒸気の近くにお子さんを連れて行ってあげてください。
あまり近づきすぎると火傷するので、蒸気にあたるイメージで大丈夫ですよ。
早ければ5分10分で、咳が治まっていきます。
シャワーの蒸気をあてる
加湿器がない場合はお風呂へ連れていき、40度近くに設定したシャワーを出しっぱなしにしてください。
そして、お子さんを抱っこしながら浴室へ入って、その蒸気を吸わせてあげてください。
すると、だんだん咳がおちついていきます。
外の空気をすわせる
上の2つを試してもまだ咳が治まらなかったら、一度ベランダへ出てみてください。
外の空気を吸わせることによって咳が治まってきます。
時間は大体10分前後が良いですね。
以上の3つを試してみて治まってきたらもう大丈夫です。
治まっても心配というかたは、翌日に空いている病院へ問い合わせて受診してくださいね!
こんな時はすぐ救急車を!
- 元気がない
- ぐったりしている
- 顔が白い
- 唇の色がおかしい等
【体験談】クループ症候群に2回なったときのお話
1度目になったときは初めて聞く咳というのもあり、「何かただ事ではない!」と感じたわたしは、すぐに救急車を呼んで主人に連れて行ってもらいました。
病院へ着いた瞬間にはもう上の子は元気になったようで、先生の話を聞いた後にすぐに帰ってきてくれました。
その時に聞いた内容が、先ほどお話した3つの対処法なんですね!
その1年後にまた上の子がオットセイのような咳をしだしたので、落ち着いて3つの方法を試しました。
すると、30分もしないうちに治まっていったんです!
変な咳はしているけど、嘔吐もなく、熱もなく、血の気がないといった症状がないのなら、先ほどの対処法で落ち着く可能性があります。
しかし、それでも心配とあらばすぐに「#8000」に電話をして、病院へ行くべきか相談してみましょう!
【まとめ】クループ症候群は落ち着いて対応をすれば大丈夫
今回はオットセイみたいな咳の正体は「クループ症候群」のテーマでお話をしました。
わたしの場合、一度経験があったから2回目はおちついて対応ができましたが、これが初めてだったとしたらきっとあなたも焦るはずですよね!
まずクループ症候群の疑いがあれば、先ほど話した3つの方法を試してみてください。
また、それでも治まらず子供の様子がおかしいと感じたらすぐに救急車を。
病院へ連れて行くのが悩んでいたら「#8000」に問い合わせて、相談してみてくださいね!
最後まで読んでいただきありがとうございました、以上りえるでした。